東京・ダイエット&ボディメイクパーソナルトレーナーのTomoです。
ダイエットで体重は落ちたけど下半身痩せが叶わない…
そんな方はもしかしたら食事に問題があって「むくみ」が生じているかもしれません。
むくみを放っておくと老廃物がたまりセルライトの原因に。ますます下半身痩せしなくなります。
早急にむくみの解決をしていきましょう。
むくみ・食事 に関係するのは「塩分」と「たんぱく質」
塩分に関してはご存知の方も多いかもしれません。しかしたんぱく質もむくみと関係しているのです。
今回はこの2点についてまとめましたのでぜひご覧ください。
食事内容を見直してむくみをスッキリ解消!下半身痩せを手にいれましょう。
塩分を摂りすぎるとむくむ。そのワケは!?
私たちの体は細胞によって構成されています。
この細胞の内側と外側は常に一定の塩分濃度を保とうとする働きがあります。
まずこのことを念頭に置いて下さい。
塩分の多いものを食べると細胞の外の塩分濃度か濃くなります。
ここで先ほどの「塩分濃度を一定に保とうとする働き」が作用して、細胞内の水分が外に出ていき細胞外の塩分濃度を下げようとします。
こうして細胞外の水分が増えてむくみます。
水分をとるとむくむ、というのは間違いで塩分を摂りすぎてむくみが生じます。
塩分摂りすぎの対処法は?!
塩分過多がむくみとなる仕組みはわかった!なので塩分の摂りすぎには注意したい。
しかし、お付き合いなどでどうしても塩分を摂りすぎてしまうこともあるとおもいます。
そんなときはどうすればよいのでしょうか?
細胞内と細胞外の塩分濃度を戻してあげる必要がありますね。
細胞の中にはカリウム
細胞の外にはナトリウム が存在していてお互いの均衡を保ちながら塩分濃度を保っています。
塩分の摂りすぎということは細胞の外のナトリウムが多すぎの状態なので細胞の中のカリウムを補う必要があります。
カリウムを補うおすすめ食品
〇トマトジュース(無塩) …純粋にトマトだけで作られているものを選びましょう 〇焼いも…普段の食事の炭水化物として 〇納豆 〇玄米…普段から白米より玄米がおすすめ 〇海藻
たくさん食べてむくんだあとは手軽にとれるトマトジュースが便利ですね☆
塩分の摂りすぎはむくみの原因、その対処法をお伝えしましたがむくむ原因はこれだけではありませんでした。
それは冒頭にお伝えした「たんぱく質」
続いてむくみとたんぱく質の関係について、見ていきましょう!
摂らなすぎでむくむ!むくみと関係するたんぱく質
ダイエット&ボディメイクではよく出てくるたんぱく質。なんと!ここでも登場です。
たんぱく質が不足するとむくみます!!!
たんぱく質とむくみ???
なんの関係があるのでしょうか?
それは「血液」に関係があったのです。
たんぱく質は血液の成分でもあった!
血液は全体の45%が血球。55%が血漿という成分でできています。
さらに血漿の成分で多くを占めるのが「アルブミン」。このアルブミンはたんぱく質の1種なのです!!
ではこのたんぱく質の1種であるアルブミンが、どうむくみと関係しているのか?
それはアルブミンの働きに関係があります。
アルブミンの働き:血管から水分がしみでるのを防ぐ。細胞の外の水分を血管に引き込む。
これでお分かりいただけましたか?
血液のなかのアルブミンが不足すると細胞の外にある水分を血管に引き込めなくなり
細胞の外に水分がたまりむくみます。
このようにしてたんぱく質不足でもむくむことがあるのです。
ダイエットで過剰な食事制限をしている人は要注意!
まとめ
下半身痩せをしたいのなら「むくみ」から目をそらしてはいけません。
食事のポイントとしては
・塩分の摂りすぎには注意する(外食が多い人は要注意)
・たんぱく質を毎食しっかりとる
たんぱく質は1回の食事につき手のひらにおさまるくらいの(100gくらい)お肉やお魚を摂るようにしましょう。
入浴やストレッチなどでむくみを解消しながらも「食事」にもフォーカスしてみてください。